岩崎瓦工業
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特集2:「瓦と地球環境」

屋根材の歴史

 瓦の起源は五千年前のメソポタミヤまたは四千年前の中国とも言われています。現存世界最古の瓦は約三千年前の中国の瓦だそうです。

 意外と世界中で瓦は屋根に乗っており、よく見るとかたちもかなり似ています。もし旅行に行く機会があったら上を見上げてみてください。僕らもびっくりするくらい似ているものもあります。写真は新婚旅行で見つけたコペンハーゲンの屋根です。(ちなみに日本瓦との違いは波の方向が逆です。)

 世界交流がない時代からデザインが同じだと言うことは屋根材の完成型なのかもと思います。

 
■ 北の瓦 南の瓦
 瓦の製法は暖かい場所、たとえば南欧や東南アジアでは素焼きの瓦で屋根はオレンジ色に見えます。日本では沖縄が素焼きのオレンジ瓦です。反対に北の方の瓦は暗い色の瓦が多いです。北の方では気温差によって瓦が凍害(凍って割れること)を起こしてしまうので、釉薬をかけて焼きます。不思議と北の土を使って焼くと寒さに強い堅い瓦になり、南の土では低温で瓦が焼けます。台風が多い南では瓦が飛ばされていたと思うので早く焼けて柔らかくすぐに土に戻ってしまう素焼きの瓦が合っていたのではないでしょうか?
上 当社施工沖縄料理店
左 北ドイツ地方の瓦
 
■ 瓦は再利用可能な建材
 遺跡発掘の展示や資料館には必ずお城やお寺の瓦が展示されています。住宅用の瓦を二〇〇年使うのは難しいですが、瓦は割れさえしなければ半永久的に使えます。日本で屋根に乗っている瓦の最長記録は奈良の飛鳥寺で一四〇〇年間です。実はこれが日本で最初に焼いた瓦で未だに現役で建物を守っています。
 
 
 
■ 屋根から降りた瓦たち

 耐久限度をむかえた瓦は屋根から降りると処分場とリサイクルへ送られます。セメントやアスファルトに比べて瓦は天然素材です。土を焼いたものなので土壌汚染がありません。

 廃瓦は再び瓦として作り直される他に破砕して舗装材などになっています。

 古い瓦を砕いたものは多孔質なため保水性・透水性に優れ、乾燥時には蓄えた水分を蒸発します。夏の気温を廃瓦の舗装で15度下げる効果があるそうです。

瓦舗装のメリットはこんなにあるらしい!

1.通気性 保湿性 透水性に優れヒートアイランド現象の抑制に効果的。

2.多孔質なので消臭や水質浄化、空気清浄効果もある。

3.特定有害物質の基準を全てクリアしている。

4.瓦破砕材を敷く土壌では野菜や園芸の成育が良いという実験結果も出ている。

5.滑りにくく、太陽の照り返しも少ない。

 

■ 「愛・地球博」2005 瓦リサイクル材が活躍

日本最大の瓦産地の三州(愛知県)では地球博にリサイクル材として瓦が大活躍しました。バイオラングの歩道や、広場の柴床材にも保水のために瓦を使いました。  
写真提供屋根経済新聞
 
 
■ 当社工事例

 瓦の破砕材をアパートの通路やベランダの下などに敷いておくだけで雑草が生えにくく、見た目もキレイになります。除草剤のように強力ではありませんが人畜無害で費用の割合に効果的なのでとても好評を頂いております。

 お寺などまとまった量があれば屋根の瓦を加工再利用する事も可能です。


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